私のヘルニア闘病日記

なった者にしかわからない 椎間板ヘルニア 坐骨神経痛

術後3日目【大部屋】

この日は色々変化が多かった。

 

まず昨日モヤモヤしていた薬の確認が取れたそうで、看護師さんから

「痛み止めは痛い時だけでいいよ」

と言われた(書くと当たり前な内容なんだけど・・・)。やったー!

ビタミン剤のメチコバールだけ飲む。

 

 

そして朝からmoondayが訪れた。

moondayは面倒だし腰も重くなるので嫌だけど、便通が良くなるし、デトックス要素が大きいので、色々このあと回復してくれそうである。

 

そのせいかもしれないが術後初めての便通があった。立ち上がれる頃で良かった。

 

そして個室から4人部屋に移動となった。

脊柱管狭窄症の人も多いし、膝、股関節と色々大変だ。自分のヘルニアなんて大したことないほうか・・・。

 

ところでこの大部屋に移されから快適になったこと。トイレだ!

ここに入院して、病棟が古いということはもう述べたが、トイレが整形外科にしては古過ぎる。

車椅子や歩行器でスムーズに入れるところが少ないし、段差もあり、男女が筒抜けみたいで落ち着かない。

新しい部屋は、綺麗な新しい棟の近くなので、私はもっぱらそちらに行った。

綺麗で、プライベート感があり、安心。

 

もう1人、こちらのトイレユーザーの若い男性がいて、骨折らしき車椅子姿。

入院中なのに身なりがピシッとしていて、コンサバティブな服の奥様をいつも従え、「オレはこんなとこにいたくねえ!」って雰囲気。そらそうだ。

働き盛りの男性の入院は本当に大変だと思う。

 

お昼。もうお粥じゃなくていいんだけどと思っていたら、看護師さんからご飯に戻す?と聞かれる。

だけどつい、お粥でお願いします!と言ってしまった。理由はお粥が好きだから。

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ただ、お粥はものすごく量が多い・・・。

 

午後ボヤッとしてたら、いきなり

「リハビリです!」

と元気な可愛いスタッフ登場。

 

え、時間知りたかった。

ボサボサのパジャマ姿で連れ出される。

 

なんと、歩行器でフロア内をウロウロしてただけの私が、今日は“歩行器で病院の外に出る”という。

 

え、寒い。

上着は退院の時だけと思って持ってない。

 

あれよあれよと言う間に、その子は私を病院の1階まで連れ出し(行けた!)病院の外にまで連れ出した(行けたよ!)。

 

・・・寒いですやん!!!

 

寒いよ寒いよ、と訴える私をよそにその子は

「寒いですよねー!今日は春一番が吹くとか言ってましたから」

なんて言いながら自分がゴールと定めた地点まで歩かせる。鬼か。

しかし、その子は半袖で笑顔なのだ。

筋肉がついてるから?よく動いてるから?感心する。

確かにそのあと病院内に戻ったら、暖かくて幸せ感でいっぱい。

その後もリハビリ室で、寝たままの足上げや、歩行器ナシで立って(!)歩行器に軽く手を掛けて爪先立ちや片足立ちの練習。

これもまぁまぁハードに感じた。

でも怖がりな私には、これくらいの指導者が必要かも。そうすると如来様か。ありがたや。

 

そのあと2回ほど、1人でもウロウロしてみた。

展望レストランと、売店

一階はインフルエンザがウヨウヨしているので、歩行練習でうろつくならとマスク5枚入りを買い足した。

歩行器のままお支払いして、ちょっとだけシャバ気分を味わう。

 

夕飯も終えた頃、夫が仕事帰りに寄ってくれた。

お水、着替え、それと「限度額認定証」が交付されたので届けてくれた。

少し話していたが、

夫、何度もグーグーとお腹の音が。

仕事帰りやもんね。早く帰って食べてね、と帰ってもらう。

ほんのひと時でも、力になる。

 

夜は歩いたせいか少し太もも外が痛い気もした。それとくしゃみと鼻水が少しある。早く寝た。同室の人は嫌だろうな・・・。

花粉症がもう出てるかも?!