私のヘルニア闘病日記

なった者にしかわからない 椎間板ヘルニア 坐骨神経痛

術後2日目【個室】

個室での朝。

顔のカサカサのところが気になって、とろみ化粧水をつけたら、すぐにかゆくなってかぶれた!

この化粧水を使うのは初めてでは無い。どうやら術後かゆみが出やすい気がする。

あわててミネラルウォーターをコットンに含ませて拭き取った。気持ち良く、かぶれも徐々におさまってきた。ホッ。

一応夫にワセリンをお願いしておいた。

 

朝、看護師さんが今日の深夜に点滴が終わるという。痛み止め、抗生剤など。

先生が不在だから確認しておくけど、終わったら、今までやめていた飲み薬を基本的にはまた飲み始めるという・・・。

嫌だなぁ。トラムセットもリリカも常用性がある。

特にトラムセットは麻薬的な強いお薬で、手術前の2日にようやく1日2回になり始めてたのに。リリカは副作用が強いし、これも長くは飲みたくない薬。

痛くなったらロキソニンと胃薬かな、と思う。でもロキソニンも腎臓に悪いし長く使いたくない。モヤモヤする。先生帰ってきて!

 

午前中、日曜だけどリハビリをやってもらえて嬉しい。

昨日起き上がりの練習を1回しただけの私に、

「歩行器を使って立っていきましょう!」

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なんて言ってる。

正気?コルセットをつけて言われたとおりやってみると、出来た・・・嬉しい!

初・歩行器に感激。

もう使って歩いていいと許可が出る。

 

そして、そのあと初めて会う看護師さんが革命児だった。

まず、歩行器OKならそろそろ尿管とっちゃいますね!といとも簡単に尿管をとり、オムツをとり、普通のパンツに。

(それも今までと違い、自分で着替えられますよね?というスタンス。)

そして点滴を連れて歩くのも大変なので、天井からぶら下げるタイプに変え、

それに合わせて私のベッドや棚の配置までガラッと変え、自分で楽に動けるようにしてくれた。

「私のことスパルタって言う人もいますけど」と笑っていたが、相手を見て出来そうだからやって下さってるようだった。

助かった。

 

その後は快適。

やはり男性も女性も、入院生活でかなり考えてしまうのは排泄のこと。

これが自分の意思どおりに出来るということはかなり元気が出る。

 

お昼は節分メニュー。

お豆と、イワシ。でもイワシのフライだった。入院中揚げ物は食べたくならないので、焼いたのや生姜煮なんかだと嬉しい。

節分気分にさせてもらえただけでありがたいと思うのに、ひと言多い。

 

歩けるようになったので、夫に普通のパジャマを持ってきてもらい、着替えた。動きやすい。

 

夫はいつもギリギリ派で、もうすぐ駐車場の料金が変わるっていうギリギリに帰っていく。

昨日も、もう帰るって時に両親とバッタリ会い、話しが長くなってグダグダになった。

今日も、今帰ればいいのにって時にまだねばるものだから、看護師さんが点滴に来て、何だか騒がしい終わり方になったうえ、珍しく忘れ物(巨大なバッグ)をしてまた取りに来て、結局グダグダになった・・・。

何でねばるの?笑

 

でも、毎日のことでとても感謝している。

 

夜、「八宝豆腐」というメニューが好きだった。

八宝菜が好きで、豆腐好き。

それを合わせるとは。味はちょっぴり麻婆風味。まだ聞かれないのをいいことにお粥にしてる。

 

またふくらはぎが猛烈にかゆくなる。

点滴のせいか?と聞いてみたが、何本もやってるのに今さら・・・とあしらわれる。

 

深夜、最後の点滴が終わる。

 

痛みはほとんどない。

腰の傷が、動きによって痛むくらい。