術後5日目【コンサート】
昨日の晩は少し怖かった。
寝てるようで、眠れない、身体中がザワザワする不思議な感覚に包まれた。
悪寒とはちょっと違うが、それに似た感じ。
坐骨神経痛のブログを読み漁っている頃、リリカ か トラムセットどちらかの薬の離脱症状で、「ザワザワする感じ」という表現があった。
それかなぁ?
でも点滴の痛み止めが終わってすぐじゃなくて、2日後にくるのも変か?何だったろう。
夜は長いので、無理に寝ようとせず、ゆっくりトイレに行ったり、スマホでこういう文章を作ったり、お布団を重ねて暖めたりした。
いつのまにか、5時間くらいは眠れた。
今日もあのリハビリの可愛い子とおしゃべり。
こんなに可愛いのに出会いがないだとか。
同僚はみんな既婚者だそうだ。
少し歩き方がスムーズになってきた気がする。
午後に暇だと思っていたら、院内放送で、院内のホールでボランティアコンサートがあるとわかる。
見ると10分ほどで始まるので、思い切って行ってみた。
小さなホールだが、なかなかいい部屋。
思ったよりまばらな人。皆暇なんだから、もっと宣伝した方がいいと思う。
フルートアンサンブルというのがまた嬉しい。
私はフルートが大好き。フルートとピアノなんてラッキーだ。
そのウォームアップの音を聴いただけで、もう涙が溢れそうになった。マスクと眼鏡してて良かった・・・。弱っている時にはものすごく力になる。
数人すごく上手い人もいたが、レベルは色々でも楽しく集まっている感じ。
ヴェルディから演歌まで30分、8曲もやってくれた。クラッシックなどはもっとゆっくり聴きたかったが、病人にはちょうどいい時間。
わたしのお尻〜脚もギリギリだった。
そのあとだいぶほぐしてストレッチしてから部屋に戻った。
イギリス民謡の「灯台守」という曲が気に入った。
日本でも編曲され作詞された有名な曲で、私は知らなかった。
両親に知らせたら、母は小学校で習ったそう。海のそばだったからかな・・・歌ってほしい。
そういう歌って、口伝で聴いたり歌ったりすると光ると思う。
またお隣に新しい方が入院され4人になった。
手術の前に血糖値を下げるとか。大変そう。
旦那さん、男っぽくも面倒見が良さそう。奥さんは旦那さんには強いが、少し訛ってて優しい雰囲気。夫婦いいバランス。
暇なので人間観察も面白い。
仕事帰りの夫、登場。
歩行器を連れて色んなところを2人でフラフラして、憩いの場で何でもない話をしていると、
どデカイ声で私を呼ぶM先生、登場!
思わずそのままサッと立ってハイッ!と返事をしてしまった。やれば立てる。
処置室に夫婦で入って、腰の傷を見てもらう。
順調に治ってるそうだ。自分では見えないので、嬉しい!なんかよくわからないが貼るものを取り替えてくれた。
シャワーも浴びたいので、またフィルムかなんか貼ってくれるそう。
「で、いつ退院したいの?」
おお、きたか!夫もいて良かった。希望日を言うと、
「いいよ。決定ね。」と。
その後近所のO整形外科さんをかかりつけにしつつ、1ヶ月半とか定期的にこのS病院にも見せに来るという方向で決まった。
たまにならここも来られるし、再発や外側ヘルニアの疑いなどM先生との経過観察はありがたい。
よーーーし!キッチリ退院するぞ!!!
といいつつ寝る前に少しだけ痛みがあってドキドキ。コンサートがきいたのかな。
でもまぁ、薬を飲みたいとかもなく就寝。
夜は最近あまり寝られない。