ヘルニア手術を決めた
初めてS病院でM先生に会ったときにほぼ決めていたが、手術しようと決めて、もう一度先生に会いに行った。
また夫は仕事を半分休んでくれて、車で付き添ってくれた。
まぁ、ここまでの期間が長かったのと、痛くなる度に悪化していること、ほとんど要介護のような生活が長いのはつらいし、あの激痛がいつくるかわからない世界は嫌だと思った。
個性的なM先生ではあるが、頼れる先生への信頼感も大きい。
私の場合、
①第5腰椎のわかりやすいヘルニア
②第4腰椎のあたりももしかしたらやや外側(がいそく)ヘルニアの感じがするが、MRIではちょっと判断しづらいそう。
①は除圧式でまぁよくある簡単なオペ
②は切ってみないとわからない部分もあるが多分固定式になるかな?というところ。やや難しいオペ。金具みたいなもので固定する。
で、選択は3つ。
1.何もせず痛み止めで様子を見る
2.①だけ手術して様子を見る
3.①②同時にやってみる
私達の選択は2.だ。簡単な方のヘルニア摘出。
ただ!再度手術の予定を話し合ってから驚いたことだが、先生はこの地域ではかなりのスペシャリストで、小さい傷で済む方法も相当こなしている。
が、なんと私の手術は従来どおり切開するからね、とのこと。
「4cmくらい切るよ」
ヒィーーー
今やみんな内視鏡だのPEDだの言うてまっせ!あたしゃネットでめちゃめちゃ検索して知ってますねん!傷は5mm〜20mmって書いてあったで!あんた最新の技術持ってんねやろ?!
内心かなりうろたえる。
ただ、私の場合ヘルニアが「ダラーンと垂れ下がっている」のだ。だらしなく。
そして「やや狭窄気味なので、ここもちょっと広くして神経通りやすくしとくね」
とサラッと新しい情報を与えるM先生。
ほんのり脊柱管狭窄症だったなんて。
「よろしく・・・お願いします。」
「4cmも切られるなんて、ラブ法(これもネットで覚えた)なんて思わんやん」とおびえる私に、夫は
「しゃあないやん、だらしな〜く垂れ下がってんねん。」と。ぐぐぅ。言われたくないワードを拾う名人。
(その後に術後の回復について言われてた、「あんた歳じゃないけど若くもないからね。微妙やね」というワードもその後何度か使ってたな・・・)
ブツブツ言いながら、手術前検査というものに突入。結構かかる。半日仕事だった。
車椅子のまま回る。
まず採血。これが8本!!!
初めての本数といつも針が刺しにくいと言われる自分の血管におびえると、声の高い優しいチャキチャキおばちゃんがベッドに横になって採血しようか?と言ってくれる。
ラッキー。優しい上に、上手かった。
そして心電図。
それとまた整形に戻って、インフルエンザ検査の先っちょを太くした感じの棒を鼻に突っ込む検査。粘液かなんかを調べる。
1番変わってたのは、呼吸を調べる部屋。
パイプみたいのを加えて、看護師さんの合図で吸ったり吐いたり止めたり。2人きり、不思議ワールド。
最後なんか、ノートパソコンの画面上バースデーケーキの上にロウソクが立ってて、連動してるその炎を吹き消すようにフ〜ッ!と大きく吹く。なんの世界?と思った。
で、レントゲン撮って終わりやったかな。
今月何回めのレントゲンか。医療というものは、もっとデータ共有の世界にしないといけないと思う。(しつこい私)
お次は入院センターみたいなところ。
コンシェルジュという名札をつけた女性に、アレコレたくさん聞かれて答えていく。
何かボサーッとした人で、毎日この作業をこなしているとは到底思えない、書類の整理の出来なさ。ぼんやり。字も綺麗ではない。
すぐどの書類かわからなくなったり、そこに置いたら絶対毎回端っこがバシッてあたるやん、ってとこに置いたり。
若手ではなく、おばさん。大変だ・・・本人は何とも思ってなさそう。
挙句、HCUというところに手術当日入るのに、その説明や書類が含まれておらず、お詫びの電話と郵送があった。
本日のお会計は7800円くらい。とほほ。
今月の分は高額医療費制度である程度戻ってくるが、ものすごいペースで費用はかさむ。
手術いくらになるのかな〜。
今度は準備出来るから、事前に限度額認定証を夫に申請してもらっている。
この頃、少しは薬のローテーションが落ち着いてきて、ロキソニン&胃薬は飲まなくなってきた。
トラムセット&吐き気止め 毎食後
メチコバール 毎食後
リリカ150mg 寝る前
家事も洗濯物干しなど一部は出来るように。
買い物は土日に夫に連れて行ってもらう。
運転いつ再開出来るのか。
さぁ、手術まであと1週間だ!