私のヘルニア闘病日記

なった者にしかわからない 椎間板ヘルニア 坐骨神経痛

2回目の入院④【脱出への道 編】

さて、

「上手く痛みが抑えられて来たぞ」という日もあれば、

また先日の朝のような激痛による目覚めと泣き叫びの日もあった。

 

激痛の日はまた泣き叫びながら看護師さんに「もう無理やって〜整形に処置してもらうかどっかに移して〜」泣

みたいなことを訴えていたが、

看護師さんも心得たもので、冷静に「ハイハイ」と答えつつ座薬をぷすっと入れて去っていく。

悲しくなく声もかすれていき、クークー寝てたり、おさまりつつはあったのだと思う。

 

それと、N病院での激痛に共通するのは、寝起きのちょっとした動作が引き金になっていること。

あの頼もしい看護師さんが、布団の中で無理のないほぐしをしてからゆっくり目覚めることを考えてくれた。彼女にはかなり助けられた。

その後ビッグウェーブは来なかった。

 

常にここから出る手段はないか、逆救急車みたいなものはどうか、介護タクシーやら民間の救急車の検索までしていたが、

やはり自力で出るより他にないようだ。

 

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合わせて、夫とコンビネーションで退院後の生活を準備していった。

どうしても必要なものを私が病院のベッドからネット注文、夫が受け取り&組み立てだ!いい時代だわ〜。

 

*羽毛布団

1回目の入院後、自宅で寝てみて一番キツかったのは、掛け布団が重いこと。

嫁入りの時に持たせてもらったかなり良い綿のお布団だったが、寝返りを打つのも痛くて、夜中に重ーーーい!痛い!とうなった。

 

あまりに種類があるので困ったが、ちょうど初売りで百貨店が福袋を出している。

私はアパレルにいたこともあり福袋というものが大嫌いだが、百貨店のこういうものが上質で値段以上の価値が本当にあることは知っていた。ホワイトダックのダウンパワー375dp以上というもの。

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これは素晴らしい良い買い物になり、夫にも試してもらい、後日色違いで夫の分も注文した。

めちゃくちゃ軽くて、真冬なのにこれと薄手の毛布で暖かい!羽毛布団の質の違いを感じた。

 

*介護用お風呂イス

これも1度目の入院のシャワーで学習。

脚がビィーン ピキーンってなるのが怖いので、あちこちにイスが要るが、最も必要なのがお風呂。

普通のじゃ低い。

病院のは背もたれがついててかなり頑丈だったので、同じようなものを選択。

 

これもかなりお世話になった、高くない良い買い物だった。そのうち歳をとった両親にも要るかもしれない。

(後にお見舞い来てくれた時に見てもらった。)

 

*折りたたみベッド

うちは畳の上にお布団派だったが、これは夫の提案だった。私は思いつきもしなかった。

看護師さんに、ウチは畳に布団で寝てるって話したら、「布団かぁ〜退院後厳しいな〜」って言われた話が耳に残ったようで、

折りたたみの簡単なやつなら良いんやないかと教えてくれた。 

 

折りたたみのとなると、安価で腰に悪そうな大学生の一人暮らしみたいなものが多い中、

高反発の分厚いマットレスで、値段も安く評価も高いものがあったので、それにした。

 

これも大正解。見た目は確かに折りたたみベッドのそれだが、臨時にしては充分。

ひざ下の高さが合うのも重要なポイントで、高すぎるとピョンと降りるし、低いのはもっと起き上がりにくいのでベッドの意味がない。

 

*折りたたみの杖

これは、何度か使ったが・・・要らなかったかも。3000円くらいの安物だからまぁいいか。

 

主にこんなところ。

これを思い出して書いている今は、オシャレなショッピングカートも欲しい。

→頼んだ。